工場で頻発するブレーカー落ちの原因とは|松山市の漏電調査と分電盤交換事例
2026年05月26日更新

特定の機械だけ電気が落ちる不具合を追った現場記録|松山市の電気工事対応
ご依頼内容
松山市内の工場から「特定の生産機械だけ、たまにブレーカーが落ちる。
漏電してないか調べてほしい」という相談をいただきました。
全部が止まるわけじゃなく、一部だけ止まるっていうのがやっかいで、現場でもよくあるパターンです。
機械自体は古くはないけど、湿気の多いエリアに設置されているのが気になりました。
現場での確認
分電盤を開けた瞬間、わずかに金属部分にくすみ。
長年の現場経験だと、この時点で「水分絡んでるかもな」と感じます。
配線のゆるみは見当たらず、過負荷でもなさそう。
でもブレーカーの動作履歴を見ると、特定回路だけが繰り返し落ちていました。
漏電調査の結果
絶縁抵抗を測ると、やはり数値が低い回路がひとつ。
ケーブルを追っていくと、工場の外気に近い配線ルートで結露の跡がありました。
さらに、雨水がわずかに伝って入るような通線部もあって、そこが原因のひとつでした。
原因は雨水と結露による絶縁低下
現場あるあるですが、「水は入ってないはず」と思っていても、実際は夜間の温度差で結露が発生しているケースが多いです。
今回もまさにそれで、じわじわ絶縁が落ちてブレーカーが守りに入っていました。
ブレーカーは悪者じゃなくて、むしろ機械や配線を守るために落ちていた状態です。
ブレーカー(分電盤)交換工事
該当回路だけでなく、今後の再発も考えて分電盤ごと交換対応にしました。
内部の端子も締め直し、防湿を意識した配線取り回しへ変更。
松山市は場所によって湿気が強い工場も多いので、このあたりの処理を甘くするとまた同じ症状が出ます。
放置した場合のリスク
この症状を「まだ動いてるから大丈夫」で放置すると危ないです。
最悪、絶縁破壊からの発熱でケーブルが焼けたり、分電盤内部でスパークが起きることもあります。
工場設備だと停止だけじゃ済まず、生産ライン全体に影響が出る可能性もあります。
火災に繋がるケースもゼロじゃないので、ここは軽く見ない方がいいです。
作業時間の目安
作業員1名で、漏電調査から分電盤交換まで対応した場合、約4〜6時間ほど。
配線ルートの確認や絶縁測定に時間がかかるので、単純な交換作業よりは少し長めになります。
現場で感じたこと
電気のトラブルって、派手に壊れる前にちゃんとサインを出していることが多いです。
今回みたいに「特定のところだけ落ちる」っていうのは、その典型でした。
松山市の工場でも、湿気や雨の影響を受けやすい建物は意外と多くて、同じような相談はよくあります。
ちょっとした違和感のうちに見ておくと、大きな停止を避けられることが多いです。
<この記事の執筆者>
翔進テック:川口 翔司
<保有資格>
第二種電気工事士、第二種冷媒フロン類取扱技術者、
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育、石綿作業主任者、
建築物石綿含有建材調査者、ガス溶接作業者
<専門分野>
家庭用・業務用電気工事全般、
エアコン工事、分電盤工事、漏電調査・修理など
<対応工事>
電気工事・エアコン工事・業務用エアコン
分電盤交換・漏電調査・LED変更・アンテナ工事
コンセント増設・スイッチ交換・電気修理など














