松山市のマンションエアコン交換|15年ぶりの取替えでリフォーム壁を守る養生のコツ|松山市電気工事・空調プロ
2026年06月04日更新

【施工事例】築30年物件でエアコン交換|リフォーム直後の美しい室内を一滴も汚さず作業
依頼内容
松山市内の賃貸マンションの管理会社さんから、こんなお話をいただきました。「次の入居者が決まりました。エアコンが15年ほど前のままで、古いタイプなので省エネモデルに交換したい。でも、お部屋は先月リフォームしたばかりで、クロスもフローリングも新品同然です。傷や汚れだけは絶対に避けてほしい」と。これは気が引き締まる依頼です。築30年の物件ですが、室内はピカピカ。例えば、壁紙は真っ白で、床も傷ひとつない状態。こんな時こそ、電気工事士の真価が問われます。
施工内容と現場での工夫
1. 養生の徹底
まずは養生から。フローリングには養生マットを二重に敷き、その上に合板を置いて工具の重みで凹まないようにしました。壁の周りはマスキングテープで養生シートを固定。でも、テープの粘着力が強すぎると、剥がすときにクロスが痛む場合がある。そこで私は、弱粘着の養生テープを使い、さらにシートの端を折り返して剥がしやすくする工夫をしています。これは現場で何度も失敗して覚えたコツですね。
2. ポンプダウンと配管撤去
古いエアコンのフロンガスを室外機に回収する「ポンプダウン」を行います。この作業、実は機種によって手順が微妙に違うんです。15年前の機種だと、室外機のサービスバルブの位置が今とは異なる場合がある。今回のはバルブが奥まっていて、ちょっと手が届きにくかった。でも、無理に力を入れるとバルブを破損するリスクがあるので、専用の工具を使って慎重に。ガスを完全に回収したら、室内機と室外機、古い配管を外します。
3. 古いエアコン内の黒い水対策
室内機を取り外す時が一番の勝負どころです。15年も使っていると、内部のドレンパンに黒いスライム状の水とホコリがびっしり。例えば、カビや雑菌が混ざったような黒い水。これを一滴でも壁や床に落とせば、せっかくのリフォームが台無し。私は事前に大きなビニール袋を室内機の下にセットし、さらに周囲にタオルを敷き詰めました。本体を外す際、少し傾けて水の流れを確認しながら、ゆっくりと引き剥がす。すると、予想通り数滴の黒い水が垂れてきたけど、タオルが受け止めてくれて一安心。壁紙にはまったく付着しませんでした。
4. 新設と真空引き
古い背板を外し、新しいエアコンの背板を取り付け。今回の壁はリフォーム後で下地がしっかりしているので、アンカーは不要でした。配管穴の周りのパテも新しいものに交換。新しい室内機を取り付け、配管を接続したら、真空引きを20分間実施。真空ポンプのゲージが規定値まで下がっているのを確認してから、冷媒を開放。最後に試運転で冷風とドレン排水をチェックして完了です。
今回のポイント
やっぱり「養生」と「黒い水対策」ですね。でも、もう一つ大切なのは、作業前にお部屋の状態をしっかり把握すること。例えば、壁紙の素材がビニールクロスなのか、紙クロスなのかで、テープの選び方や剥がし方が変わります。今回の物件はビニールクロスだったので、弱粘着テープで大丈夫でした。あとは、エアコンの機種によってドレンパンの形状が違うので、あらかじめ内部を確認してから取り外しの手順を決めること。これは街の電気工事士ならではの経験値だと思います。
作業時間の目安
今回の作業は私1名で行いました。養生から撤去、新設、試運転、後片付けまで含めて、約2時間30分ほど。もし室外機の設置場所が遠かったり、配管ルートが複雑だと、もう少し時間がかかることもあります。でも、このくらいの時間があれば、丁寧に仕上げられます。
施工写真

今回は賃貸物件のエアコン交換でしたが、「リフォーム後だからこそ、工事で台無しにしたくない」という管理会社さんの想いをしっかりと形にできたと思います。松山市でエアコン交換工事や電気工事をお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。お部屋を大切に扱うのは当たり前のこと。でも、その当たり前を徹底するのが、私たちの仕事です。
<この記事の執筆者>
翔進テック:川口 翔司
<保有資格>
第二種電気工事士、第二種冷媒フロン類取扱技術者、
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育、石綿作業主任者、
建築物石綿含有建材調査者、ガス溶接作業者
<専門分野>
家庭用・業務用電気工事全般、
エアコン工事、分電盤工事、漏電調査・修理など
<対応工事>
電気工事・エアコン工事・業務用エアコン
分電盤交換・漏電調査・LED変更・アンテナ工事
コンセント増設・スイッチ交換・電気修理など














